文春文庫 有吉 佐和子 文藝春秋アオイ ツボ アリヨシ サワコ
発行年月:2011年07月08日
予約締切日:2011年07月07日
ページ数:352p
サイズ:文庫
ISBN:9784167137106 有吉佐和子(アリヨシサワコ) 昭和6(1931)年、和歌山生まれ。
昭和31年に『地唄』で文壇デビュー。
紀州を舞台にした『紀ノ川』『有田川』『日高川』三部作、世界初の全身麻酔手術を成功させた医者の嫁姑問題を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、老人介護問題に先鞭をつけ当時の流行語にもなった『恍惚の人』、公害問題を取り上げた『複合汚染』など意欲作を次々に発表し人気作家の地位を確固たるものにする。
多彩かつ骨太、エンターテインメント性の高い傑作の数々を生み出した。
昭和59年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壷。
売られ盗まれ、十余年後に作者と再会するまでに壷が映し出した数々の人生。
定年退職後の虚無を味わう夫婦、戦前の上流社会を懐かしむ老婆、四十五年ぶりにスペインに帰郷する修道女、観察眼に自信を持つ美術評論家。
人間の有為転変を鮮やかに描いた有吉文学の傑作。
本 小説・エッセイ日本の小説 著者名・あ行 文庫 小説・エッセイ
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