印象派からピカソまで 岩波新書 新赤版 1977 高階 秀爾 岩波書店カラーバンメイガヲミルメ2 タカシナ シュウジ
発行年月:2023年06月22日
ページ数:254p
サイズ:新書
ISBN:9784004319771 高階秀爾(タカシナシュウジ) 1932(昭和7)年、東京に生まれる。
53年、東京大学教養学部卒業、同大学大学院で美術史を専攻。
54ー59年、パリ大学附属美術研究所で近代美術史を専攻。
国立西洋美術館主任研究官、文部技官などを経て、79年、東京大学教授。
92年、国立西洋美術館館長(ー2000年)。
現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 モネ「パラソルをさす女」ー光への渇望/2 ルノワール「ピアノの前の少女たち」ー色彩のハーモニー/3 セザンヌ「温室のなかのセザンヌ夫人」ー造形のドラマ/4 ファン・ゴッホ「アルルの寝室」ー不気味な内面世界/5 ゴーギャン「イア・オラナ・マリア」ー異国的幻想/6 スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」ー静謐な詩情/7 ロートレック「ムーラン・ルージュのポスター」ー世紀末の哀愁/8 ルソー「眠るジプシー女」ー素朴派の夢/9 ムンク「叫び」ー不安と恐れ/10 マティス「大きな赤い室内」ー単純化された色面/11 ピカソ「アヴィニョンの娘たち」ーキュビスムの誕生/12 シャガール「私と村」ー回想の芸術/13 カンディンスキー「印象・第四番」ー抽象絵画への道/14 モンドリアン「ブロードウェイ・ブギウギ」ー大都会の造形詩 誰よりも光を愛し光に憧れたモネ、「世紀末」の時代の画家ムンク、自己の創造の意味をはっきりと自覚していたピカソ…。
印象派から抽象絵画へと続く近代の名画を紹介し、激動の絵画史を辿る。
鑑賞の基礎が示されるだけでなく、本巻では日記や手紙など画家の言葉が絵と出会い響きあう。
西洋美術史入門の大定番、名著刷新。
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